マンダレイベイのバフェで最後の晩餐を済ませ一旦部屋に戻り荷造りを済ませ
いざポーカールームへ!
その前に荷造りしてる時ってめっちゃ脳汁出てるんですが私だけですか?
使うもの使わないものを分けてスーツケースにきちきち入れていく、テトリス好きな人はみんな荷造り好きに違いない。
それと「我こそはテトリス強い。」って人は私にかかってきなさい
全員ぼこぼこのぼこにしちゃるけん。
この日も割とあっさり席につけました。
ウェイティング1人くらいだったかな。
テーブルに着くなり一通り全員の顔を雰囲気を掴みます。
登場人物A
最初私の左隣の欧米系のお姉さんはこのテーブルの中でもしっかりやってるタイプだなーって思った。
ここで言うしっかりとは
・リンプイン許さない
・レイズで返す
・オッズが合わなければ降りる
みたいなそんなところです。
でも正直そんなもの通用しません。
私と彼女くらいしかそんなもの気にしてプレイしてないように見えます。
彼女も(私も)途中からまともにやってはいけないことがわかりリンプインやジャストコールを混ぜながらプレイします。
彼女はチップが少なくなっては湯水のように100$札をディーラーに投げてチップに変えてもらってました。恐ろしや。
後半ポジションが嫌だったのか違う席に移ってました。
登場人物B
彼はぱっとみトムクルーズのような顔をしているのですが坊主です。
南無阿弥陀仏の方じゃなくて山下清の方です。
彼はもうなんでも参加するマンでした。どこの卓にも一人はいます。
そして彼はやたらストラドルをするマンでもありました。
※ストラドルとは
カードが配られる前にUTG(アンダーザガン)かボタンのポジションで5$先に払うことでプリフロップのアクションを最後にできるシステム。
つまりUTGなら自分の左隣が先にアクションを初めてBBまでアクションが周り最後に自分がアクションをする。
ボタンならSBからアクションがスタートしてボタンの自分が最後にアクションする。
そして彼の恐ろしいところは降りないことです。
平気でリバーの8%を取りに来ます。
そして一番恐ろしいことにそれを引いちゃうんです。
そんなやつには絶対勝てない。
自分がターンまで勝ってたのにリバーで取られることがいったい何回あったことか。
非常に戦いづらい相手です。
ちなみにブラインドは1$ー2$ですがプリフロで平気で15$とかまであがります。
トムクルーズの坊主はプリフロで15$まであがってるのに最後ショーダウンしたら37oを持ってストレート引いてたりします。
恐ろしー
そんなことはさておきトムクルーズの坊主には彼女なのか嫁なのかがちょくちょく彼の元を訪れていました。
その度になぜか私の方が彼女の存在に早く気づき「お、来たな。」と思うわけです。
そして彼は私が彼女の存在を認識した後、自分のめっちゃ近くに来た時に彼女をみて目を見開き笑顔で「Oh,ベイビー来たんだね」みたいな顔してるんです。めっちゃ笑顔で。
なんかポーカーのことよりもそっちが気になりまして、彼は全然周りをみてないんだと。
そして日本人の私は周りを見過ぎなのか?と
決してポーカーに集中しすぎてるわけではないのです。
そんな彼をみて「俺ももっと周りを気にしないで生きよう」と思いました。
そしてもっと笑顔で生きようと。
登場人物C
ほぼクリスタッカー。
ジャッキーチェンと共演したクリスタッカーという人物を知ってますか?
ほぼ彼です。
ラッシュアワーです。
黒人で陽気な彼はとてもテーブルを明るくほんわかさせてました。
トムクルーズの坊主と一緒に話しながら笑って盛り上げて。
そしてほぼクリスタッカーはそのつど感情表現を豊かにカードと向き合ってます。
ポーカーにはポーカーフェイスという言葉があるようにあまり表情を顔にだすのはよろしくないと言われていますが彼はもう出しすぎて逆にわからん。
でも彼のおかげで卓は和やかで私もとても楽しかった。
彼がオールインする度に「負けないでくれ!負けたら君は帰るからテーブルが寂しくなっちゃう!」って思ってました。
私がリレイズしようとチップをもつと
ニコニコしながら「え〜!君ベットしちゃうのぉ〜いや〜やめてよ〜おやおや〜」って言って笑いながらこっちを見てきます。
私も笑いながらチップをかけると「Oh~!」と言って降りるみたいなことが結構ありました。
いい奴だったなー
彼はチップが増えたり減ったりして最終的になくなって帰ってました。
私が帰る時外の椅子に座ってたので
「ミスター、ありがとう、俺は帰るよ」って言ったら
「また次頑張ろうぜ」って言われたので
「俺明日日本に帰るんだ」
「そうか、またどこかで」
って握手して帰りました。
いい奴だったな〜
登場人物D
ケビンガーネットとドワイトハワードの中間。(NBA選手)
黒人の彼はとても背が高く私の隣に座りましたがなんか足とかテーブルの下に入ってなかったきがする。
2mくらいあったんんじゃないかな?
彼は最初席に座ったと思ったらすぐ立って1時間くらい戻ってこなくて不思議な人でした。
彼のプレイスタイルはとてもタイトで真面目ですがここぞと言う時にはちゃんと打つ非常にしっかりしたプレイヤーでした。
私とばちばちあたることがあって困りました。
彼の印象的だったことは「緊張をしていた」ということです。
彼はとても緊張をしていました。
私は彼の隣の席だったので彼の手の動きをまじかで見れましたが緊張のせいで震えていました。
私は素直に「外人も緊張するんだー」とあほみたいな考えを持っていました。
外人は自分に自信たっぷり!私は私よ!みたいな人ばかりだと思ってたから緊張しても元気!みたいなイメージでした。
日本人のように緊張してなにも動けなくなるみたいなことはないだろうなーって思ってたのですが案外緊張するようです。
彼がポーカールームに初めてきたのかはわかりませんが雰囲気に慣れるまで時間がかかったようです。
わかる!俺も最初はそうだった!
最後彼との勝負で私はオールイン、彼はコール。
私QJ、彼AT
プロップQJ6
トップ2ペアの私は勝利を確信しました。
ターン3
リバーK
彼がストレートを完成させて終了。
これで私のラスベガスポーカーは終了、つらい最後となりました。
私だけでなく我々全員がこんなことだらけのポーカーをしてました。
なんでだろ。
アジア人に厳しい風が吹いているとか口では言ってましたがこうゆう状況でもマイナスをなるべく抑えたり取れる時ちゃんと取れるようにならないとな、と思いました。
面白い人がたくさんいました。
この日は朝の3時くらいまでポーカーをして寝ずにそのまま空港へ向かいます。
朝靄のなかタクシーで空港に向かう時はなんか素直に「また来たいな〜これから24時間かけて帰るのまじで嫌だな〜」って思ってました。
空港で朝バーガーキングを食べましたがうまかった。
右のカップはホットコーヒーがなみなみ入ってます。
アメリカに来て飲み物をアホほど飲むことに抵抗がなくなって日本で言うM×3くらいのコーヒーもがぶがぶ飲むようになってます。
帰国してからスタバに行けば絶対グランデしかたのまないし。
暇だったのでビデオポーカーを連れがやってましたが途中でスタッフのおばちゃんが来て我々に聞きます。
「あなたたち21歳以上?」
「え?、、、うん、もちろん。」
「あ〜おっけいおっけい、21歳以上じゃないと換金できないからさ」
「あ〜なるほど」という会話がありました。
ビデオポーカーやってた山田くんは日本でも結構老け顔の部類にはいるおっさんやで?
21歳以上には見えるやろがい!って思いましたがおばちゃん優しいからおっけい!
ゆうてもそのおばちゃんも同じアジア系のおばちゃんだったからなんかだいたいわかりそうなもんだと思ったけどそうでもないのかな〜
帰りの飛行機でもあまり寝れず映画を見漁って帰ってきました。
機内食は相変わらず美味しかった。
乗り継ぎのシアトル空港で見たオブジェ。
特に何事もなく日本に到着。
帰りのサービスエリアで食べたラーメンはすげー普通だった!
日本食が恋しくなるとかそんな次元じゃなくて普通に普通のラーメンだった。
長時間ドライブの末無事帰宅。
みなさまお疲れ様でした。
また来年WSOP出れるように頑張りたいな。
本日もありがとうございました。
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